待望のiOS 6.x脱獄「evasi0n」は、史上最も人気のある脱獄ツールと称されています。まさにその通りです。公開から10分で10万人以上が使用し、4日後にはその数は700万人にまで増加しました。
evasi0nのリリースから約1ヶ月が経った本日、新たな統計が発表されました。Evad3rsチームメンバーのpod2gがSaurikから得た情報を伝えてくれたところによると、iOS 6.xでCydiaを実行しているデバイスが1400万台以上確認されているとのことです…
そのツイートは以下のとおりです。
@saurik からの新しい統計: iOS 6.x で Cydia を実行しているデバイスは 14,051,500 台確認されています。1,400 万台です。どのバージョンでも 2,300 万台です。
— pod2g (@pod2g) 2013年3月2日
もちろん、これらのデバイスのうちどれだけが evasi0n を使用してジェイルブレイクされたのかを検証する方法はありません (RedSn0w や Sn0wbreeze などの他のツールは技術的に可能です) が、その割合が非常に大きいことは間違いありません。
Appleは昨年9月にiOS 6を一般公開しましたが、その後3~4ヶ月ほど、脱獄に関する情報は全くありませんでした。中には希望を失いかけている人もいました。しかし、そこにevad3rsが登場したのです。
皆さんご存知の通り、evasi0nはiOSハッカーのMuscleNerd、pod2g、planetbeing、pimskeksからなるチーム「evad3rs」の成果です。このハックは非常に複雑で、2回のiOSアップデートを経てもなお生き残っています。
しかし残念ながら、その勢いは終わったようです。先週、planetbeingは、AppleがiOS 6.1.3でevasi0nが利用する脆弱性のうち少なくとも1つにパッチを当て、脱獄を事実上解除したことを確認しました。しかし、まだ詳細が不明です。
何らかの理由でまだevasi0nをご利用いただいていない方は、ダウンロードページからダウンロードできます。使い方がわからない場合や、復習したい場合は、Mac版evasi0nチュートリアル、Windows版evasi0nガイドをご覧ください。