ソニーは、Apple Musicなどのストリーミングメディアサービスからの収益を増やす計画の一環として、EMI Music Publishingの経営権を取得する。
同社はムバダラ・インベストメント・カンパニーが保有する株式の60%を買収し、現在の30%から約90%の株式保有率を達成して世界最大の音楽出版社となる。この買収により、EMIの価値は負債を含めて約47億5000万ドルとなる。
EMIは現在、音楽出版業界の15%の株式を保有しています。しかし、今回の買収により、ソニーは両社の株式を合わせた市場シェア26%を獲得し、音楽業界のリーダーとなります。
BBCによれば、残りの10%はマイケル・ジャクソンの遺産管理団体が保有している。
ロイター通信は火曜日、日本の家電大手がEMIの経営権を取得するために約23億ドルを支払う予定であると報じた。
この買収により、ウォークマンの発明者は、カニエ・ウェスト、サム・スミス、シーアなどEMIアーティストの200万曲以上のカタログを手に入れることになる。
画像：ソニーの新社長兼CEO、吉田憲一郎氏が2018年5月22日、東京本社で記者会見に出席。ロイター/Toru Hanai
