AppleのMac(そしてiPad Pro!)シリーズにおける自社製M1プロセッサへの移行は、今のところかなり順調に進んでいます。しかし、Intel製プロセッサからの移行が進むにつれ、状況は少し不安定になり始めるかもしれません。特に機能面においては。
Apple Silicon搭載MacとIntelベースのMacの間では、機能面での同等性は今のところほぼ標準的です。あらゆる要素を考慮すると、当然のことです。しかし、この状況はそう長くは続かないでしょう。少なくとも、今年後半にmacOS 12 Montereyがリリースされる頃には。
MacRumorsの本日の報道によると 、macOS Monterey に搭載される興味深い新機能の一部(Live Text を含む)は、Intel ベースの Mac ではサポートされないとのことです。macOS 12 Monterey でサポートされる場合でも、サポートされません。Apple は Monterey のランディングページでこれらの機能が Intel ベースの Mac ではサポートされないことを明記しており、まさに公式の発表と言えるでしょう。
元のレポートによると、IntelベースのMacではサポートされていない新機能が数多くあるようです。以下に箇条書きで簡単にまとめました。
- ライブテキストは、ユーザーが写真に写ったテキストを直接操作できるようにします。
- Appleマップの地球儀表示
- Appleマップでロサンゼルスやサンフランシスコを含むより詳細な都市景観を表示
- FaceTimeのビデオ通話中に背景をぼかすFaceTimeポートレートモード
- デバイス上でのオフライン音声入力
- デンマーク語、フィンランド語、ノルウェー語、スウェーデン語でのニューラルテキスト読み上げサポート
- 時間制限のないデバイス上でのディクテーション
Appleが一部の機能を自社のApple Siliconプロセッサに閉じ込めていると非難されるようになるまで、そう時間はかからないでしょう。特にこの傾向が今後も続き、Mシリーズプロセッサを搭載していないMacでは、さらに注目すべき機能が利用できなくなるとしたら、なおさらです。
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