3Dテクノロジーは依然としてテクノロジー界のホットな話題です。任天堂が3DSを発売し、HTCが複数の3D Androidデバイスを発売していることを考えると、このテクノロジーは今後もモバイル分野で活躍し続けると言えるでしょう。
iOSデバイスでさえ3D化が進んでいますが、3D専用のハードウェアは搭載されていません。iPhoneで3Dグラフィックスをシミュレートするためにヘッドトラッキング技術が使われていることは既に知られていますが、今回の新しいデバイスはフロントカメラを必要としません。そこで登場するのがPic3Dです…
Global Waveは今週、東京で開催された3D&バーチャルリアリティEXPOで、新しい3Dアクセサリを発表しました。Pic3Dシートは、3Dメガネに使用されている技術と同様に、紙のように薄いレンチキュラーレンズシステムを使用して画像を並べて合成し、iOSデバイスを3Dディスプレイに変換します。
このシートは厚手のスクリーンプロテクターのような形状で、貼り付けると3D画像がデバイスから画面へ、そしてPic3Dシートを通して映し出されます。Global Wave社によると、このアクセサリは箱から出してすぐにウェブコンテンツに対応しており、その真価を発揮するiOSアプリのリリースも予定されています。
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Pic3D Sheetsはまだ出荷開始されていないようですが、噂によると価格は25ドル程度になるとのこと。確かにAngry Birdsの3D版をプレイできたら面白いとは思いますが、特にモバイル端末では、3Dが魅力的な機能だとは思えません。
どう思いますか?Pic3Dを購入しますか?
[エンガジェット]