Opera (そう、ブラウザの会社です) は今週、さまざまなモバイル プラットフォームでの広告の有効性に関する調査である、初のモバイル広告の現状レポートを発表しました。
予想通り、AppleのiOSがトップに輝きました。Androidが市場シェアでリードしているにもかかわらず、ユーザーはAppleのモバイルOSでウェブ閲覧や広告クリックをより多く行っているようです…
月間350億回以上の広告インプレッションデータを抽出したこのレポートによると、iOSは前四半期のモバイル広告収入の61%を占めました。Androidは26.56%で大きく引き離され2位となり、その他の国はすべて1桁台でした。
Operaは各プラットフォームのeCPM（実効単価）も集計しました。これは、広告の表示回数をクリックスルー数で割ることで広告の効果を測定する指標です。iOSの平均eCPMは2.49ドル、Androidは2.10ドル、RIMとWindows Phoneはどちらも1ドル未満でした。
ご覧の通り、このデータは、2強の競争を除けば、モバイルプラットフォームの現状を非常に厳しいものにしています。例えば、Operaの広告ネットワークで記録されたモバイルトラフィックのうち、AndroidとiOSが前四半期に70%強を占め、RIMとWindows Phoneの合計は1桁台にも達しませんでした。
表面的には退屈に思えるかもしれませんが、モバイル広告の効果はプラットフォームにとって非常に重要です。この業界には莫大な資金が流れており、ご存知の通り、誰もがお金のあるところに集まる傾向があります。Opera社によると、昨年はモバイル広告ネットワークだけで2億4000万ドル以上の広告収入を生み出しました。
これはOperaのモバイル広告レポートの初版であり、ウェブ全体のトラフィックを網羅しているわけではないことにご注意ください。しかし、サンプルの規模とOperaのこれまでの実績を考えると、この情報は一見の価値があると言えるでしょう。
[AppleInsider]
