脱獄したiPhoneやiPadのアニメーション速度を微調整することを楽しむ脱獄コミュニティのメンバーは少なくありません。幸いなことに、iOS 14とiPadOS 14でもこれは可能です。現在、互換性のあるSoC(本稿執筆時点ではA8~A9X)を搭載した一部の古いデバイスでは、checkra1nを使って脱獄できます。
iOS 13でもiOS 14でも、 iOSデベロッパーのeXqusicが新たにリリースした脱獄アプリ「AnimPlus」を使えば、あらゆるアニメーション調整機能が利用可能になります。アニメーションを素早くキビキビとさせたい場合でも、ゆっくりと滑らかにさせたい場合でも、このアプリを使えば、端末のレスポンスを瞬時に変化させることができます。
まず最初に、AnimPlusは、1年前にご紹介したAnimationsBeFastPlusという以前リリースされた脱獄ツールを完全に書き直したものであることをお伝えしておきます。最新の書き直しには、パフォーマンスの改善と新機能が含まれています。
AnimPlus をインストールすると、設定アプリに専用の設定パネルが追加され、好みに合わせてさまざまなオプションを設定できます。
ここでのオプションは次のとおりです:
- 必要に応じて AnimPlus をオンまたはオフに切り替える
- SpringBoardアニメーションを調整する
- アプリ固有のアニメーションを調整する
- 追加機能の設定
- 再スプリングして、行ったすべての設定を適用します
いつものように、この調整で何ができるのかを詳しく見ていきますので、以下をご覧ください。
スプリングボード
SpringBoard 環境設定パネルでは、ユーザーは次の操作を行うことができます。
- すべてのアニメーション効果を完全に無効にする
- カスタム SpringBoard アニメーション速度を有効にして設定する
- アプリの起動と終了のアニメーション速度をカスタマイズして有効化および設定する
- カスタム画面起動アニメーション速度を有効にして構成する
- カスタムフォルダアニメーション速度を有効にして設定する
- カスタムロック解除カバーシートアニメーション速度を有効にして構成する
アプリアニメーション
アプリのアニメーション設定パネルで、ユーザーは次のことができます。
- 好みのアニメーション持続時間乗数を選択します
- アニメーションの速度を調整する
- アニメーションの硬さを調整する
- アニメーションの質量を調整する
- アニメーションの減衰を調整する
- 特定のアプリケーションをこれらの設定の影響を受けないように除外する
特典
「エクストラ」環境設定パネルでは、ユーザーは次のことができます。
- アプリのロック解除時や終了時にアイコンのフライインアニメーションを無効にする
- キーをタップしたときにパスコードボタンのハイライト効果を無効にする
- 壁紙のスケーリング効果を無効にする
- 編集メニューの表示を無効にする
AnimPlusを試してみたい方は、お好みのパッケージマネージャーを使ってPackixリポジトリから1.50ドルで購入できます。この調整機能は、ジェイルブレイク済みのiOS 13および14デバイスをサポートすると謳われており、現在ジェイルブレイクされているほとんどのデバイスだけでなく、今後1年間でジェイルブレイクされる多くのデバイスにも対応します。
AnimPlus を使って、お使いの端末のアニメーション速度をカスタマイズしてみませんか? 下のコメント欄でぜひお知らせください。