Googleは昨日、公式ブログ「Lat Long」で発表した通り、5月のGoogle I/O 2013で初公開されたGoogleマップのメジャーアップデートの提供を開始しました。新機能の一部を紹介するプロモーション動画も公開されており、Android 4.0.3以降のユーザーはPlayストアから無料でダウンロードできます。新しいビルドはまだApp Storeには掲載されていませんが、GoogleによるとiOS 6以降のデバイスでもまもなく利用可能になるとのこと…
今後予定されている新機能には、リアルタイムの事故レポート(Waze提供)や、より良いルートが利用可能になった際のアラート機能などを備えた強化されたナビゲーション機能が含まれます。その他の改善点としては、プラットフォーム間のデザイン刷新、レビュー、Zagat、オファー機能の強化、そして検索ボックスをタップするだけで飲食店、宿泊店、ショッピングスポットを示すカードが表示される新しい「Explore」機能などがあります。
では、プロモーションクリップをご覧ください。
GoogleはアプリからLatitudeとチェックイン機能を削除し、8月9日に旧バージョンからの機能を廃止すると発表しました。ご安心ください。位置情報の共有とGoogle+へのチェックイン機能は近日中にiOSでも利用可能になります。マイマップ機能は今回のリリースではサポートされていませんが、将来のバージョンで復活する予定です。
「強力なカスタムマップを作成したい方は、デスクトップ版のMaps Engine Liteを引き続きご利用いただけます」とGoogleは説明しています。最後に、Android版のオフラインマップの動作にも変更が加えられました。不思議なことに、オフラインでアクセスしたいエリアを表示する際、検索ボックスに「OK マップ」と入力しなければならなくなりました。
新しいGoogleマップは、Google PlayストアからIce Cream SandwichおよびJelly Bean搭載のAndroidデバイスにダウンロードできます。Googleは「App Storeでもまもなく利用可能になる」と約束しています。段階的なリリースとなるため、今後数週間かけて段階的に展開される予定です。
記事執筆時点では、App Store で入手可能だったのは iPhone および iPad 向けの古い Google マップ バージョン 1.1 アプリのみで、最終更新は 5 月でした。