調査会社カンター・ワールドパネルは火曜日に、中国でiPhoneが引き続き成長していることを示すレポートを発表した。2015年1月までの3ヶ月間で、Appleは中国都市部で過去最高の市場シェアを記録し、販売されたスマートフォンの4台に1台はiPhoneだった。
この間、Appleは中国の都市部におけるスマートフォン市場シェア25.4%を獲得しました。これは2014年の同時期と比較して4.5%の増加です。一方、Androidの市場シェアは72.8%です。
中国都市部では、1月までの3ヶ月間でiPhone 6が最も売れたスマートフォンとなり、シェアは9.5%でした。「中国のアップル」と呼ばれることも多いXiaomiは、トップ10に複数のスマートフォンをランクインさせており、中でもRedMi Noteが最も売れた機種で、iPhone 6に次いで2番目に人気の製品となっています(Kantarのデータによる)。
アップルは長年、中国が収益に及ぼす影響の重要性を強調してきた。世界で最も価値のある企業のCEO、ティム・クック氏は最近、中国におけるアップルストアの展開に多額の投資を行っていると述べた。
米国では、サムスンが2014年の年末商戦期に市場シェアを失った後、51.9%でアップルを抜いてトップの座を取り戻した。ギャラクシーS5は引き続き2番目に売れているスマートフォンで、シェアは首位の座を維持したiPhone 6の半分である。
サムスンは、さらなる市場シェア獲得を目指し、4月にGalaxy S6とGalaxy S6 Edgeスマートフォンを発売する予定だ。
さらに調査を進めると、米国のiOSユーザーの13.9%が1月にAndroidデバイスから乗り換えており、12月までの3か月間の12.1%から増加している。
「世界の主要市場全体ではアップルの勢いは概ね先月から続いているが、アンドロイドはドイツ、スペイン、フランスなど、売り上げが急落し始めたように見える一部の国ではシェアの減少を鈍化させることができた」とカンターは記している。
出典:カンター