アップルは、クパチーノ市から数マイル離れたサンタクララのスティーブンス・クリーク・ブールバード北側に、2棟の特注キャンパスの建設を開始しました。これは同社にとって、シリコンバレーのサンタクララへの初進出となります。
2つの建物はどちらも6階建てで、最終的には1,200人以上(あるいはそれ以上)のApple社員が勤務する予定です。1つ目の建物は約188,000平方フィート(約1万8,000平方メートル)、2つ目の建物はそれより少し小さく108,000平方フィート(約1万8,000平方メートル)になります。
マーキュリーニュースは次のように報じている。
「クパチーノを拠点とするアップルは、サンタクララのスティーブンス・クリーク大通りの北側、クパチーノ市境から少し離れた場所に建設中の、特注の2棟のキャンパスについて、開発業者のピアリー・アリラガと契約を結んだ…
…AppleとPeery Arrillaga社は、開発およびリース契約についてコメントを拒否した。しかし、取引を直接知る複数の情報筋が本紙に語ったところによると、AppleはPeery Arrillaga社から約29万6000平方フィート(約296,000平方フィート)の土地をリースしており、その契約には既存建物の解体も含まれているという。
リアリティ番組制作会社コーニッシュ・アンド・ケアリー・コマーシャル・ニューマーク・ナイト・フランクのサンタクララ支社の上級副社長トッド・シェイファー氏は、アップルの取り組みは、これまで見てきた企業による最大の事業拡大の一つだと語る。
そして、このキャンパスは、Appleがクパチーノに建設中のキャンパスのほんの一部に過ぎません。Appleはクパチーノに、4階建て、280万平方フィート(約280万平方メートル)の曲面ガラス張りの建物を建設する予定です。この建物はiSpaceshipとして知られています。
クリエイティブ・ストラテジーズのティム・バジャリン氏は、建設工事全体に関して興味深い見解を述べています。「Appleのイノベーション力は過小評価できません。彼らの製品は需要があり、彼らは人材を継続的に採用しています。」
サンタクララキャンパスのより大きな建物は2014年半ばまでに完成予定ですが、2つ目の建物の建設開始時期については発表されていません。さらに大きなクパチーノキャンパスは2016年までに完成する予定です。