数年前、iOS開発者MTACによるFingerLockという脱獄ツールを紹介しました。このツールを使うと、ホームボタンやホームバーを介さずにロック画面にタッチ操作によるロック解除メカニズムを追加できます。
この調整の使い方は簡単です。ホームボタンを押したり、ホームバーを上にスワイプしたりする代わりに、ロック画面に追加されるFingerLockアイコンをタップして端末のロックを解除します。
もともとジェイルブレイクされた iOS 11 および 12 デバイスのみを対象としていた FingerLock は、最近バージョン 3.0 にアップデートされ、ジェイルブレイクされた iOS 14、15、16 デバイスをサポートするようになりました。基本的に、現在ほとんどのジェイルブレイクユーザーが使用しているすべての機能が含まれています。
このアップデートでは、新しいファームウェアのサポートが追加されるだけでなく、開発者が調整のユーザー エクスペリエンスも微調整していることは明らかです。
当初のレビューと比較して、FingerLock にはより高度な設定パネルと、ロック画面の FingerLock グリフをタップして押し続けるだけでロック画面からアクセスできる新しいクイック設定機能が追加されました。
設定パネルでは、ユーザーは次の操作を実行できます。
- 必要に応じてFingerLockのオン/オフを切り替える
- 好みのFingerLockテーマを選択する
- エディタでグリフの位置を調整する
- ロック画面からロック解除テキストを非表示にする
- ロック画面からページドットを非表示にする
- 端末のロックが解除されているときにグリフを非表示にする
- 変更を保存するにはデバイスを再起動してください
ロック画面ベースのクイック エディターでは、次の追加オプションが見つかります。
- 水平オフセットを調整する
- 垂直オフセットを調整する
- 画像のオフセットを調整する
- ボタンのテーマを選択する
FingerLock は、ロック画面からホーム画面に移動する方法を変更する興味深い脱獄調整です。
このTweakを試してみたい方は、お気に入りのパッケージマネージャーアプリを使ってHavocリポジトリから無料でダウンロードできます。前述の通り、このTweakはジェイルブレイクされたiOS 14、15、16デバイスに対応しています。
FingerLockのコンセプトについて、どう思われますか?下のコメント欄でぜひお聞かせください。