長年、フォックスコンに次ぐアップルの二次製品メーカーとして君臨してきた台湾のペガトロン社は、他社向けガジェットの組み立てラインの自動化に着手した。上海工場における自動化の進展に伴い、新規採用を削減したと、同社の董事長TH・Tung氏が木曜日にDigiTimesが報じた中国メディアの報道で明らかにした。
董氏によると、ペガトロンはインダストリー4.0のコンセプトを導入し、工場の生産を自動化することで、生産性を維持しながら労働力を削減している。上海工場では、自動化によって100人の従業員をわずか20人で代替できるという。
ペガトロンは賃金を引き上げたものの、経営陣が生産ラインに高度なロボットを導入すべきだと考えたため、人員は増やさなかった。ライバルのフォックスコンは、コスト構造の最適化を目指し、長年にわたり「フォックスボット」と呼ばれる製造ロボットを導入しており、崑山工場の従業員数を11万人からわずか5万人に削減することに成功した。
これらのロボットが多くの人の仕事を奪っているという事実は気に入らない。
もし製造業のすべて、あるいはほとんどが自動化されれば、購買力の低下や失業率の上昇といった経済への影響を考えると、一体誰がこれらの製品を買うのでしょうか? 資本主義へようこそ!
写真提供:iFixit。
出典:DigiTimes