Appleは、Apple Watch Series 4以降向けに、光学式心臓センサーを介して心臓の心電図（ECG）波形を測定するための新しいバージョン2アルゴリズムを開発した。
更新されたアルゴリズムは、来週の月曜日12月14日までに一般公開される予定のiOS 14.3およびwatchOS 7.2のアップデートで確認されています。同じアルゴリズムが、バックグラウンドで定期的に心拍数を測定し、心房細動の兆候を検出すると通知するApple Watchの不整脈検出機能にも使用されています。
MacRumorsが指摘しているように、公式ドキュメントには新しい「バージョン2アルゴリズム」が追加されたと記載されていますが、それ以外の情報は含まれていません。「MacRumorsが公開したベータコードに基づくと、新しいアルゴリズムにより、ECGアプリは運動中など、心拍数が高い場合でも心房細動（AFib）をチェックできるようになる可能性が高い」と記事は推測しています。
iOS 14.3とwatchOS 7.2は、来週月曜日にリリース予定です。同時に、これらのソフトウェアアップデートが必要となる新しいApple Fitness+サブスクリプションサービスも開始されます。watchOS 7.2の新機能であるカーディオフィットネス機能は、VO2Maxレベルが閾値を下回ると通知を発します。これは、ユーザーの心臓の健康状態や全体的なフィットネスに問題がある可能性を示唆しています。
