FacebookがInstagramがTikTok風の競合機能を発表してから1年以上が経ちました。その機能はReels（リール）と呼ばれ、ご想像の通り、（人気の？）音楽に合わせて短編動画を作成できる機能です。そして今、この機能が広く普及しつつあります。
Facebookは本日、米国の全ユーザーを対象にFacebook Reelsを正式にリリースすると発表しました。iOSとAndroidの両方のユーザーが対象です。Facebookは今年初め、標準のFacebookアプリ内でこの機能のテストを実施していましたが、どうやらこれが好評だったようで、かなり早く全ユーザーに提供開始されたようです。
FacebookにReelsが組み込まれたことで、ユーザーはおそらく短編動画をより頻繁に見るようになるでしょう。しかし、Facebookはこの機能を飛躍的に成長させるために、Reelsの影響力を高めることになります。FacebookがTikTokやSnapchatとの競争を目指していることを考えると、この露出は非常に重要です。
リール動画が公開されると、ユーザーはグループとニュースフィードの2つの場所で視聴できるようになります。視聴したいリール動画を選択すると、必要に応じてそのクリエイターを素早く簡単にフォローできます。また、自分のニュースフィードやグループ以外でもリール動画を共有したり、いいねやコメントを付けたりできるようになります。
クリエイターの皆様へ:
- ニュースフィードで発見される：リールは既存のフォロワーだけでなく、あらゆる人にリーチできるため、最もクリエイティブで面白く、刺激的な人々が活躍できる場を提供します。リールは、ストーリーやルームと並んでニュースフィード上部に表示されるほか、新たに追加されたニュースフィード専用セクションにも表示されます。ユーザーは自分の興味や人気に基づいてリールを見つけることができます。
- グループで自分を表現：クリエイターとグループメンバーは、グループでリールを作成・共有することで、自分を表現し、The Galactic Empire of Chonky WoofersやPost-Apocalypse Officeといったお気に入りのコミュニティで、より楽しく視覚的に交流することができます。また、管理者向けには、メンバーにリールの共有を促すための新しい「単一テーマ」グループ設定を導入します。
- InstagramからFacebookにシェアして新たなオーディエンスにリーチ： InstagramクリエイターがFacebookでリールをおすすめ表示できる機能をテストしています。このテストでは、一部のInstagramクリエイターに、Facebookでリールをおすすめ表示するためのオプションが表示されます。このオプションを有効にするかどうかは、クリエイター自身に完全に委ねられています。
実際には避けられない機能追加でしたが、少なくともついに実現しました。Reelsが苦手なFacebookユーザーは、おそらくしばらくはReelsに慣れるしかないでしょう。
