Appleの次期iPhoneの発表が近づくにつれ、オンライン販売業者は旧モデルのiPhoneの大量流入に備えている。
Appleが昨年のWWDCでiPhone 4を発表した際、オンラインガジェット買取サービスGazelleは即日、旧型iPhone 1万台を買い戻しました。昨年の同サイトによるiPhoneの買い戻し台数は合計3万2000台に上ります。Gazelleなどのサイトは、Appleが今秋にiPhone 5を発表すると、旧型iPhoneの販売がさらに増加すると予想しています。
iPhoneはガジェット買取コミュニティにおいて大きな価値を持っています。Gazelleでは、中古品買取に出品されるガジェットの10台に1台がAppleのiPhoneです。GazelleはGigaOMに対し、ユーザーが古いiPhoneを出品するのは、デバイスの使用感に満足していないからではなく、最新世代へのアップグレードを検討しているからだと述べています。
Gazelle、NextWorth、eBay Instant Saleといったサイトは、古いiPhoneの買い取りに積極的です。Appleが今秋発表する機種への買い替えを検討しているなら、iPhoneの査定価格が下がる前に、Gazelleのようなサイトで古いiPhoneを売る絶好の機会です。iPhoneの発表が近づくほど、Gazelleのような買取サイトで得られる金額は少なくなります。
今年はiPhoneの買い戻しが異例の規模で、Gazelleに提出されたiPhoneはわずか1万8000台にとどまりました。Appleは今年の夏のWWDCで、例年通りの時期にiPhone 5をリリースしませんでした。Appleの次のイベントは早ければ9月7日に開催される可能性があるとの報道が出ています。
多くの人が次期iPhoneを待ち望んでおり、中古iPhoneのリセールエコシステムはほぼ停止状態にあります。これは、古いiPhoneを売りたい人にとっては朗報です。なぜなら、出品数が異例に少ないため、買取価格は通常よりも高くなるからです。
よりお得に使いたいなら、 Appleの次回発表前に古いiPhoneをお送りいただくことをお勧めします。iPhone 5が発表されると、誰もが突然時代遅れになったiPhone 4を処分しようと躍起になるでしょう。
