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ナイキCEO、ウェアラブル向けソフトウェアへの新たな注力について語る、アップルとの将来に期待

ナイキCEO、ウェアラブル向けソフトウェアへの新たな注力について語る、アップルとの将来に期待

燃料バンド

ナイキがウェアラブルハードウェア事業の撤退に向けて準備を進めているという先週の報道を受け、CEOのマーク・パーカー氏は本日CNBCに出演し、新たな方向性について語った。パーカー氏は、同社の目標はFuelBandシステムの拡大であり、ソフトウェアと戦略的パートナーシップがその実現を後押しすると述べた。

もちろん、ナイキがアップルと提携して製品開発を行うという噂については直接言及することはできなかったものの、パーカー氏は両社が長年にわたり協力関係にあることを指摘した。そして、この憶測について問われると、ナイキは両社関係の将来に「興奮している」と答えた。

 以下は MacRumors からのクリップです (申し訳ありませんが、Flash です)。

以下は、その短い会話の記録です。

パーカー 私たちの目標は、Nike FuelとFuelシステム、そしてその他のアプリケーションを実際に体験できるユーザー数を増やすことです。そのため、私たちは引き続きこの分野に注力し、リーチの拡大に注力していきます。現在、Fuel Bandのユーザー数は約3,000万人ですが、1億人を超えることを目標としています。私たちは様々なパートナーと提携しており、中でも最も有名なのはAppleです。長年にわたり協力関係を築いており、この関係が今後どのように発展していくのか、非常に楽しみにしています。

CNBC:ヒントをいただけますか?ナイキとアップルが協力して開発するデバイスが登場することを期待していますか?

パーカー:それは言えません。色々な憶測が飛び交っていますが、それは理解しています。ただ、ナイキとアップルの関係は今後も続くとだけ言っておきます。そして、ナイキの社員全員と同様に、私自身も今後の展開に非常に期待しています。

CNBC:では、明確にしておきたいのですが、現在、ハードウェア事業からは撤退して、Fuel ソフトウェア事業に注力しているのですか?

パーカー:私たちは、体験のソフトウェア面により注力しています。今後はウェアラブルデバイスに参入し、他の製品に統合していく予定です。そして、Nike FuelとFuelシステムのリーチを拡大するために、パートナーシップの拡大も検討しています。

見逃した方のために、Geektimeが先週報じたところによると、ナイキとアップルは、典型的なスマートウォッチではなく、フィットネスバンドの開発に協力しており、そのためにナイキはFuelBandチームの3分の1を解雇するとのこと。同サイトによると、このバンドにはセンサーが多数搭載され、ジェスチャーで他のデバイスを操作できるようになるとのことです。

「スマートウォッチではない」フィットネスバンド説を裏付ける証拠は少ないものの、ナイキが少なくともAppleの計画に何らかの形で関与している可能性は高いようです。どこかで火事が起こらないはずがない、というより煙が立ち込めている状況です。ナイキのCEOが今日、火を消すような発言をしたとは思えません。

いずれにせよ、Apple は早ければ今年 9 月にもいわゆる iWatch をリリースすると予想されています。

Milawo
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