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スティーブ・ジョブズを批判するドキュメンタリーがCNNとマグノリア・ピクチャーズで取り上げられる

スティーブ・ジョブズを批判するドキュメンタリーがCNNとマグノリア・ピクチャーズで取り上げられる

スティーブ・ジョブズ

アップルの共同創業者である故スティーブ・ジョブズ氏をしばしば批判するドキュメンタリーが、今週オースティンで行われたSXSW映画祭で初公開された後、マグノリア・ピクチャーズとCNNフィルムズによって買収された。

アカデミー賞受賞者のアレックス・ギブニーが監督した「スティーブ・ジョブズ:ザ・マン・イン・ザ・マシーン」は、視聴者に「この名高いテクノロジー界の象徴に対する理解を深める」ことを目的としている。

マグノリア・ピクチャーズが劇場、VOD、ホームエンターテインメントの権利を取得し、CNNフィルムズがテレビ放送配給の権利を獲得したとデッドラインが報じている。

『スティーブ・ジョブズ:ザ・マン・イン・ザ・マシーン』がいつ一般公開されるかは発表されていないが、SXSWフェスティバル中に多くの人が一足先に鑑賞した。

「これは、ジョブズの人生に関わった人々が受けた感情的な打撃を容赦なく描いた作品であり、逆説的ではあるが、今でもジョブズに対して大きな愛と感謝の気持ちを抱いている人々もいる」とザ・ヴァージは書いている。

オンラインで公開された映像の一部には、初期のMacintoshエンジニアリングディレクター、ボブ・ベルヴィルがスティーブ・ジョブズの追悼文を読みながら涙を流す様子が映っている。The Vergeによると、これはAppleが彼の結婚生活を破壊し、子供たちから遠ざけた経緯を語った後のことだという。

アップルの上級幹部エディ・キュー氏は月曜日、この映画について「友人に対する不正確で意地悪な描写だ。私が知っていたスティーブの姿とはかけ離れている」とツイートした。

ハリウッド・レポーター誌も『キュー』と同様の見解を示しており、同作を「ジョブズに対する無批判な偶像崇拝を正す2時間以上の作品。ジョブズの悪行や卑劣な性格を掘り下げた作品だが、完全な人物像を描こうとしているのではなく、被告が聖人ではないことを熟知している、審判の日の検察官の精神に則った作品」と評している。

出典:デッドライン

Milawo
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