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Skypeの通話録音機能はネイティブのApple Siliconサポートを受けられない

Skypeの通話録音機能はネイティブのApple Siliconサポートを受けられない

人気の「Skype 用通話録音」アプリは、Apple Silicon との互換性のために更新されません。

開発元のEcamm Networkは先週、短いサポートノートを公開し、ひっそりと予期せぬ発表を行いました。Ecammのウェブサイトに掲載された短いメッセージには、「Skype用通話録音ツールは、M1 Macとの互換性のために更新される予定はありません」と記されています。

投稿時点ではこれ以上の情報は提供されていません。通話録音機能はこれで終了です。

通話録音アプリでキャプチャしたビデオをエクスポートするmacOSのスクリーンショット

詳細については、Call Recorder の公式 Web サイトをご覧ください。

通話録音の終焉

Jason Snell 氏は Six Colors ブログにコメントしました:

もうかなり前から、この兆候は見えていたと思います。ここ1年、Skypeのアップデートのほぼ全てでCall Recorderとの互換性が損なわれ、Ecammは何度もアップデートをリリースする必要がありました。さらには、SkypeがCall Recorderを強制終了させた後に自動的に再インストールするようにアプリの動作を変更する必要に迫られました。ひどい状況です。

ジェイソン氏は、EcammのCall Recorderが「現時点でApple Siliconをサポートする予定はない」と認めました。このアプリは、macOS 10.12 Sierra以降を搭載したIntelベースのMacで動作します。

通話録音ツールでSkypeチャットを録音する

これは、必要になるまで必要だと気づかないアプリの 1 つです。

通話録音アプリは、ポッドキャスターやYouTubeクリエイターの間で特に人気が高く、Skypeでの会話を録音するためにEcammのソフトウェアを利用しています。他の機能に加え、このアプリはSkypeに直接統合されており、通話を自動録音するように設定できます。

素晴らしい。次は何をしますか?

残念なニュースではありますが、M1搭載MacユーザーがSkypeの会話を録音したり、他のアプリから音声をキャプチャしたりするための実用的なソリューションを失ってしまったわけではありません。まず、EcammはEcamm Liveという新しいライブストリーミング製品に注力しています。「Mac向けオールインワン・ライブストリーミング制作プラットフォーム」と謳われるEcamm Liveは、Facebook Live、YouTube Live、Periscope、Twitchに対応しています。

さらに、Rogue AmoebaのmacOS向け高品質オーディオソフトウェアには、Airfoil、Audio Hijack、Loopback、Piezo、SoundSourceなどのアプリが含まれています。2020年12月現在、同社の全製品ラインは最新のM1プロセッサー搭載MacBook Air、13インチMacBook Pro、Mac miniモデルでネイティブApple Siliconをサポートしており、最高のパフォーマンスを提供します。

#MacBook で作業していて、#MSTeams を使って#オンライン授業をしています。動画などの音声を生徒全員に再生したいのですが、@RogueAmoeba の #loopback を使えば、生徒に再生したい音声を自由にコントロールできます。本当におすすめです。https://t.co/oEOfjKUh5b

— ダニエル・ドーバー(@daniel_dauber)2021年1月26日

ポッドキャストにもZoomを活用できます。特にZoomは優れた音質と充実した録音オプションを備えています。AppleのFaceTimeをはじめ、iPhone、iPad、Mac向けの様々なビデオ会議ソリューションもお忘れなく。MacのQuickTimeを使えば、iOSアプリから音声と動画をキャプチャできることもお忘れなく!

画像クレジット: Ecamm Network

Milawo
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