Pwn20wndは今週初め、iOS 13.0～13.3を搭載したA12(X)～A13におけるBrandon Azad氏のoob_timestamp tfp0エクスプロイトに対応したunc0ver脱獄ツールのアップデート版を社内ベータテスター向けにリリースしました。社内ベータテスターからの好意的なコメントを受け、多くの人がパブリックベータ版のリリースを期待していましたが、その後バグが発見され、正式リリースが延期されました。
対応デバイスで新しいunc0verの使用を待っている人にとって、忍耐はほぼ間違いなく美徳と言えるでしょう。Pwn20wndが金曜日の夜にツイートした内容によると、リニューアルされたunc0ver脱獄ツールの最初の一般公開を遅らせていた厄介なバグがどのように解決されたかが分かりました。
Pwn20wnd の発表に合わせて、社内のベータ テスターたちもすぐに自分たちの体験談をツイートし始めました。
本稿執筆時点での最新のunc0ver内部ビルドは、テスターから「非常に安定している」「iOS 12のunc0verビルドよりも安定している」と評されています。とはいえ、最初のバグが発見される直前にも同様のコメントが寄せられており、公式リリースが確定する前に新たなバグが発生するかどうかは依然として不明です。
Pwn20wndはリリース時期について具体的な発表をしていませんが、最終的な問題点が修正されつつあるのは喜ばしいことです。パブリックベータ版のリリース前にすべてのバグが修正されないとしても、unc0verにおけるPwn20wndの開発履歴から判断すると、リリース後の一連のマイクロアップデートによって、残っている問題は解消される可能性が高いと考えられます。
新しいunc0verは、リリース当初はcheckra1nでジェイルブレイク可能なiOS 13デバイスをサポートしません。Pwn20wnd氏は、最終的にはこれらのデバイスにも対応させたいと述べていますが、他の選択肢があることから、現時点では優先事項ではないとのことです。
iOS 13.0～13.3のA12(X)～A13でunc0verを使うことにワクワクしていますか？コメント欄で議論しましょう。
