多くのアプリでは、iPhone を左または右に回転させて横向きにすることができますが、上下逆さまの向きも含め、多方向の回転をサポートしているデバイスは iPad だけです。
iPhone の見た目を変えたいと思ったことがあるなら、iOS 開発者のHuy Nguyen ( @Little_34306 ) が今週、upsidedownedという新しい脱獄調整ツールを発表しました。これを使うと、使用しているアプリを上下逆さまモードに回転させることができます。
この調整の具体的な用途は一見限られているように思えるかもしれませんが、アプリを使おうとした時にiPhoneのノッチが邪魔になって画面が見づらくなった経験は一度や二度ではないでしょう。iPhoneを上下逆さまに回転させてアプリをその向きに合わせる機能があれば、ノッチのない画面で邪魔のない視聴体験が得られます。
なお、上下逆さまの配置はホーム画面では機能しません。また、ダイナミックアイランド搭載デバイスでは、画面の向きを切り替えてもダイナミックアイランドが連動しません。そのため、ノッチ付きデバイスとダイナミックアイランド搭載デバイスの両方に対応していますが、ノッチ付きデバイスでのみ対応しているのが理想的です。
開発者は日曜の早朝に X (旧 Twitter) で共有した投稿でこの素晴らしい例を示していますが、私の意見としては、ユーザー エクスペリエンスに役立つ特定の状況と、単にニッチなだけと思われる状況があるということです。
Nguyen氏によると、upsidedownedは、今朝ご紹介したTrollPadの脱獄ツールからコードを借用して作成したとのことです。問い合わせたところ、Nguyen氏によると、TrollPadの開発者(@TranKha50277352)とは親しい友人関係にあるため、このコードの使用許可を得ているとのこと。
upsidedownedを試してみたい方は、開発者のGitHubページから.debファイルを無料で入手し、SileoやZebraなどお好みのパッケージマネージャーアプリでインストールできます。この調整機能は、ジェイルブレイクされたiOS 15、16、17デバイスのみに対応しています。
脱獄したiPhoneを上下逆さまに表示させる「upsidedowned」脱獄改造を考えていますか? 下のコメント欄で、その理由や理由を教えてください。