常に物議を醸すDigiTimesは今朝、Appleの次期フラッグシップ端末(iPhone 5Sとみられる)が今年後半の発売時に品薄になる可能性があると報じました。どうやら指紋センサーが生産上の問題を引き起こしているようです。
この説を裏付ける物理的な証拠はまだ見つかっていないものの、過去数か月間、Apple が新しい AuthenTec 技術を使用して、5S のホームボタン内 (または下) に指紋センサーを組み込んだという報告がいくつかありました…
DigiTimes からのレポートは次のとおりです。
「業界筋によると、指紋認識チップとLCDドライバICの歩留まりが悪いため、Appleは2013年9月に発売予定と噂されているiPhone 5Sの第1四半期の出荷台数を削減せざるを得なくなる可能性が高い」
iPhone 5S用の指紋認証チップとLCDドライバチップの量産は6月末か7月初めに開始される予定だったが、歩留まりに関連する問題により、この2つのチップの商用生産は7月末まで遅れ、iPhone 5Sの初期供給に影響が出るだろうと関係者は説明した。
同サイトはさらに、指紋認証チップは、Appleが昨年夏に買収したフロリダに拠点を置くNFCおよびスマートセンサーメーカー、AuthenTec社によって設計されたものだと述べている。また、この問題は当初出荷分のうち約300万台に影響するとしている。
Appleは、廉価版iPhoneやその他多数の製品とともに、iPhone 5Sを9月か10月に発表すると予想されています。この端末は、より高速なプロセッサと改良された背面カメラシステムを備え、お馴染みのハードウェア構成になると予想されています。