Googleマップは、世界中のいくつかの都市で、より正確なデータと、はるかに詳細な道路レベルの情報の提供を開始しました。より詳細な地理的特徴が利用可能な地域は、ロンドン中心部、東京、サンフランシスコ、ニューヨークです。
強化されたストリートレベルの機能
AndroidPolice が指摘しているように、前述の都市に住む顧客は、道路の規模に正確に一致する形状や幅など、より詳細な道路レベルの情報が表示されるようになるはずです。
道路幅、丸みを帯びた角、路肩の植生など、すべてがより正確に表現されるようになりました。その他の地形のグラフィック表現も強化されました。下の写真は、アリゾナ州セドナにあるレッドロック州立公園を、左側が旧バージョンのGoogleマップ、右側が新バージョンのGoogleマップで比較したものです。
Google マップでは砂漠の風景もはるかに鮮明に表示されます。
AndroidPolice は次のように説明しています:
横断歩道、中央分離帯、歩行者島が表示されるので、どこで道路を渡ればよいか正確に分かります。また、公園では歩道の実際の幅が濃い緑色で、階段は灰色で表示されるので、車椅子やベビーカーをご利用の方にも分かりやすいアクセシビリティ情報を提供します。
これらの特徴を見るには、Googleマップを拡大してください
Googleマップのデザイン刷新
Googleは8月に、地図サービスが近々より詳細な地図を表示するようになると発表しました。これにより、自然の特徴がより見やすくなり、道路のナビゲーションも容易になります。Googleマップのデザインも刷新され、黄褐色の乾燥したビーチや砂漠と、青い湖、川、海、渓谷の区別も容易になりました。植生や山頂の冠雪の有無もはっきりと確認できます。
Google マップのプロダクト マネージャーである Sujoy Banerjee 氏は、次のように述べています。
ある場所を探検すると、その場所の自然の特徴を観察することができます。茶色く乾燥したビーチや砂漠と、青い湖、川、海、渓谷を簡単に区別できるようになります。その場所がどれほど緑豊かで植生が豊かであるか、山頂に雪が積もっているかどうかさえも一目で分かります。
Appleは、より詳細で正確な地図の作成にも取り組んできました。2019年には、一部の都市で、以前よりもはるかに詳細な地図の提供を開始しました。昨年12月には、カナダでも強化されたAppleマップの提供が開始されました。
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