昨日、Facebookの開発者会議「F8」で、写真共有サービスInstagramがAndroidアプリにオフラインモードを導入しました。TechCrunchが入手した情報によると、Facebookの広報担当者は、iPhoneとiPadアプリへのオフライン機能の追加を「検討中」とのことです。特にInstagramのユーザー6億人のうち80%が米国外にいることを考えると、オフラインモードはネットワーク接続が制限されている、またはデータプランに加入していないユーザーにとって重要な機能となる可能性があります。
Android のオフライン モードでは、ユーザーはフィードに以前読み込んだ投稿に「いいね!」やコメントを付けたり、ユーザーをフォローしたりフォロー解除したり、新しい投稿を作成したりすることができ、アプリはネットワーク接続が再び確立されるとすぐにそれらのアクションを同期します。
ユーザーが以前アクセスしたプロフィールは、以前のバージョンの「Explore」タブや自身のプロフィールと同様に、オフラインモードでも表示されます。現在、iPhoneアプリでは、接続が不安定な場合やデバイスが完全にオフラインになった場合、アプリを操作できません。
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接続環境の悪いユーザー向けのFacebookアプリ「Facebook Lite」は、わずか1年で2億人以上のユーザーを獲得しました。とはいえ、Android版Instagram(そして願わくばiPhoneアプリにも近々導入される予定)のオフラインモードは、データ通信料が法外に高額だったり、速度が遅すぎたりする発展途上国でのユーザー基盤拡大に繋がるはずです。
InstagramはApp Storeから無料で入手できます。
出典: TechCrunch