アップルは数週間前に同国の貧困救済基金に2000万元(280万ドル)を寄付したのに続き、中国でのCOVID-19復興活動への寄付を2倍以上の700万ドル(5000万元)に増額した。
ロイター通信は水曜日、新たな寄付によりアップルの寄付総額は700万ドルになったと報じた。
アップルは、北京に拠点を置く中国貧困扶助基金会を通じて、約束額のうち2,000万元をすでに湖北省の6つの病院(武漢の仮設病院を含む)に寄付している。残りの資金は、長期的な公衆衛生復興活動に充てられる予定だ。
報道によると、Appleのティム・クックCEOは中国のソーシャルメディアWeiboで、14億人の人口を抱える中国は「COVID-19の流行の間、驚くべき精神力と回復力」を示したと述べた。さらに、Appleの従業員、ビジネスパートナー、そして顧客に対し、「この困難な時期におけるサポート」に感謝の意を表した。
収益でみると、中国はアップルにとって2番目に大きな市場だ。
iPhoneメーカーのAppleは最近、中国にある全42店舗の営業を再開したと発表したが、米国およびその他の地域の店舗は当面閉鎖されたままとなっている。また、米国と欧州の医療従事者向けに1,000万枚のマスクを寄付した。
同社はまた、米国および海外でのCOVID-19対応と復旧活動に1500万ドルを寄付することを約束し、従業員の寄付の2倍を寄付することを約束した。