ストリーミングサービスは数多く存在します。中には、有料会員制で膨大なコンテンツを提供しているサービスもあれば、広告のおかげで初期費用なしで充実したコンテンツを提供しているサービスもあります。NBCユニバーサルは後者のサービスの一つである「Peacock」を近々開始する予定で、今後は後から購入することでバックエンドの機能が強化される可能性があります。
ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると 、コムキャストは現在、Xumoという企業と「協議が進んでいる」という。聞き覚えがないかもしれないが、Xumoは様々な広告を提供する動画ストリーミングサービスで、これによりコムキャストは月額利用料を徴収せずに済む。協議は進んでいるものの、まだ確固たる基盤ができておらず、報道によるといつでも決裂する可能性があり、現時点では何も決まっていない。
事情に詳しい関係者によると、ケーブル大手のコムキャストは、独自のストリーミングサービスを開始する準備を進める中、ビデオストリーミング会社Xumo LLCの買収に向けて協議を進めている。
両社間の協議は非公開であり、交渉が決裂する可能性があると関係者は述べた。予定されている取引の金銭的条件は明らかにされていない。
Xumoは、インターネット接続可能なさまざまなスマートテレビで利用可能であり、このストリーミングプラットフォームを運営する会社は2011年に設立されました。つまり、Xumoは「ストリーミング戦争」において未知の存在ではないのです。
そう考えると、これらすべては、今年初めに発表されたNBCユニバーサルの新ストリーミングサービス「Peacock」を支援するためのものなのかもしれません。この新サービスではオリジナルコンテンツが配信されることは分かっていますが、大人気ドラマ 「The Office」をはじめとする様々な番組のエピソードも配信される予定です。
Peacockは2020年4月にサービスを開始する予定です。Xumoの買収は、ストリーミングサービスを世界に展開するための技術面での支援となる可能性があります。また、Comcastに「ビジネスサポート」をもたらす可能性もあります。
つまり、近い将来にもう一つのストリーミングサービスが登場するということです。同じく広告付きで無料と言われているPeacockのローンチに期待していますか？
