今年2月以降、多くの出来事がありました。そのため、Amazonに新しいCEOが就任するという事実を忘れていたとしても無理はありません。しかし、ついに実現しました!そして、正式な交代日も決定しました。
Amazonは本日、株主向けの電話会議において、2021年7月5日付で新CEOを交代させると発表した。つまり、アンディ・ジャシー氏が同日付で新CEOに就任することになる。Amazonは、このすべての人事を今年2月に発表していた。
その日は縁起の良い日でもあります。本日、株主総会の記録を書き起こした記者が指摘したように、ベゾスにとって7月5日は感傷的な日です。Amazonは7月5日に設立されました。つまり、今年の7月はAmazonの27周年にあたります。だからこそ、正式な移行日としてこの日を選んだのです。
2月の発表では、ジャシー氏が将来的に最高経営責任者(CEO)に就任することが確認されました。ジャシー氏は現在、Amazon Web Services(AWS)のCEOを務めています。一方、ベゾス氏は移行後、Amazon取締役会の会長に就任する予定です。
ベゾス氏は2月にこう語っていた。
「アマゾンは発明のおかげである。私たちはクレイジーなことを一緒にやって、それを当たり前のものにしてきた。カスタマーレビュー、ワンクリック、パーソナライズされたおすすめ、プライムの驚くほど速い配送、Just Walk Outショッピング、Climate Pledge、Kindle、Alexa、マーケットプレイス、インフラクラウドコンピューティング、キャリアチョイスなど、私たちは先駆者となった」とアマゾンの創業者兼CEOのジェフ・ベゾス氏は述べた。「正しいやり方をすれば、驚くべき発明から数年後には、その新しいものが当たり前になっている。人々はあくびをする。そのあくびは、発明家が受けられる最高の賛辞だ。当社の財務結果を見ると、実際には発明の長期にわたる累積的な結果が目に映る。今、アマゾンはこれまでで最も発明に富んでいると感じており、この移行には最適な時期だ」
もちろん、ジャシー氏にとってストレスの多い役割は馴染み深いものだ。AWSはインターネット全体にとって最も重要な要素の一つとなり、Netflixや大人気バトルロイヤルゲーム 「フォートナイト」など、数多くのサービスの基盤となっている。CEOとして会社全体を統括することは、ジャシー氏にとって理にかなっている。
しかし、本日早朝、Amazonにとって事態はさらに興味深いものとなった。同社はMGMを84億5000万ドルで買収すると発表した。これにより、数多くの新たなエンターテイメント大手がAmazon傘下に入ることになる。つまり、ジャシー氏は 今後長きにわたりAmazonとジェームズ・ボンドを率いることになるのだ。
画像は The Vergeより