このチュートリアルでは、iPhone、iPad、Mac のボイスメモ アプリを設定して、最近削除した音声録音をすぐに、数日後に、またはまったく空にしないようにする方法を説明します。
気づかないかもしれませんが、ボイスメモを削除しても、完全に消えるわけではありません。写真やメモと同様に、ボイスメモで削除した録音は「最近削除した項目」フォルダに保存されます。これは、誤って録音を削除してしまった場合や、まだ必要な録音に気づいた場合に便利です。しかし、削除したボイスメモは時間の経過とともに蓄積されていく可能性があります。
「最近削除した項目」フォルダを開いて、録音を手動で削除することもできます。ただし、削除する手間を省きたい場合や、自動的に削除したい場合は、その方法をご紹介します。
iOS と macOS の手順は次のとおりです。
iPhoneとiPadの場合
- 設定アプリを開き、下にスクロールして「ボイスメモ」を選択します。
- [削除済みをクリア]をタップします。
- 削除した録音をいつ削除するかを選択します。 「すぐに」を選択するか、念のためしばらく録音を保持しておきたい場合は「1日後」「7日後」「30日後」のいずれかを選択できます。削除した録音を一切削除したくない場合は、 「削除しない」オプションもあります。
Macの場合
iOS とは異なり、この設定は Mac のボイスメモ アプリで直接調整します。
- ボイスメモ アプリを開き、上部のメニュー バーから[ボイスメモ] > [設定]または[環境設定]をクリックします。
- 「削除済みを消去」ドロップダウンリストから、削除した録音をいつ消去するかを選択します。iPhoneおよびiPadと同じオプションがあります。
終了したら、ボイスメモの設定ウィンドウを閉じることができます。
ボイスメモを手動で削除する
削除したボイスメモを後で手動で削除したい場合は、上記のいずれかの場所に戻り、「削除済みを消去」で「しない」を選択してください。その後、ボイスメモを開き、「最近削除した項目」フォルダを選択し、 iOSの場合は「編集」をタップして「すべて削除」を選択します。
削除した項目を自動的に削除する便利な機能を使えば、時間を節約でき、定期的な削除を忘れることも防げます。ボイスメモに、短時間しか保存せずに削除してしまう録音がたくさんある場合は、この機能を覚えておくと便利です。
ボイスメモアプリについてどう思いますか?よく使っていますか?
ボイスメモに関するその他のヒント:
- iPhoneとiPadのボイスメモでフォルダの使い方と管理方法
- Apple Watchで音声を録音する方法
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