Harmonixは、2000年代初頭にGuitar Hero、Rock Band、Dance Centralなど、数々の人気ゲームを手掛けたことで、コンソールゲームの世界では伝説的な存在です。そして今、その成功がモバイルの世界にも波及することを期待しています。
同スタジオは昨日、PAX（ペニーアーケードエキスポ）イーストで初のモバイルゲーム「Record Run」を発表しました。これは、プレイヤーがカスタムサウンドトラックのビートに合わせてジョギングしながら、様々な障害物を避け、レコードを集める、いわばエンドレスランナーのようなゲームです…
そうです、Record Runはデバイス上のiTunes Musicライブラリからお気に入りの曲を取り出し、ゲームのサウンドトラックに挿入できるのです。Harmonixはこれを実現するために新たな技術を開発する必要があり、その可能性に非常に期待しているようです。
Polygon はスタジオ責任者の Alex Rigopulos 氏からさらに情報を得ています。
Harmonix はモバイル市場に進出しており、ゲーム分野での最初の進出は音楽ベースのランナーゲーム「Record Run」であると、スタジオ責任者の Alex Rigopulos 氏が本日の PAX East 2014 での講演で発表した。[…]
リゴプロス氏は、「Record Run」はプレイヤーのお気に入りの曲をサウンドトラックとして採用していると説明した。これは基本プレイ無料のタイトルで、ゲームプレイはガイジンゲームズの「Bit.Trip Runner」シリーズに似ているとリゴプロス氏は説明した。彼は短い映像クリップを見せ、キャラクターが曲のビートに合わせて2車線の歩道をジョギングし、障害物をくぐったり飛び越えたりしながらレコードを集めていく様子を映した。
これはHarmonixにとって初のモバイルプロジェクトではない。同社は2011年にVidRhythmというミュージックビデオメーカーをリリースしており、これが最後でもない。Rigopulos 氏によると、スタジオは「モバイル分野で他にも多くのプロジェクトを抱えている」とのことで、彼のチームは13の「非常に 異なる」プロトタイプに取り組んでいる。
「Record Run」のリリース時期はまだ発表されていませんが、Harmonixは近日中にリリースしたいと考えているようです。前述の通り、無料プレイで、iPhoneとiPadの両方に対応する予定です。ゲームの詳細が分かり次第、引き続きお知らせいたします。
