予想通り、マイクロソフトは今朝ニューヨークでメディアイベントを開催し、厳しいタブレット市場への進出を図る新たな取り組みとして、Surface シリーズの両製品ラインの後継機種である Surface 2 と Surface Pro 2 を発表しました。
両機種とも今回、プロセッサの強化、USB 3.0のサポート、そしてMicrosoftが約束するバッテリー駆動時間の向上など、大幅なアップデートが施されました。しかし、ハードウェアのアップグレードだけでSurfaceブランドを復活させることができるのでしょうか?
Surface 2はNVIDIA Tegra 4プロセッサを搭載しており、Microsoftによると、アプリの動作速度向上とバッテリー駆動時間の延長に効果的です。10.6インチのClearTypeフルHDディスプレイを搭載し、最大10時間の動画再生が可能です。
さらに、今回はUSB 3.0ポートを搭載し、前面に3.5MP、背面に5MPのカメラを搭載しています。どちらも1080pの動画撮影が可能で、低照度性能も向上しており、より鮮明な動画撮影やビデオ通話が可能です。
http://www.youtube.com/watch?v=2PuphrxrT6U
これらすべてを備えながらも、MicrosoftはSurface 2を前モデルよりも薄く軽くすることに成功したと主張しています。このタブレットは32GBと64GBの2種類のストレージモデルが用意され、価格は449ドルからで、今週から予約注文を受け付けています。
サーフェスプロ2
前モデルと同様に、Surface Pro 2は「真のノートパソコン代替品」として宣伝されており、MicrosoftのOfficeスイートを含むほぼすべてのWindowsソフトウェアを実行できます。また、Windowsストアのアプリケーションもサポートしています。
ハードウェア面では、グラフィック性能を最大50%向上させ、バッテリー駆動時間を75%向上させるIntel Haswellプロセッサを搭載しています。また、64GBと128GBのモデルがあり、RAMはそれぞれ4GBと8GBです。
http://www.youtube.com/watch?v=TJLY4Cgk18U
Surface Pro 2の価格は899ドルからで、こちらも今週から予約受付が開始されます。どちらも10月中旬に出荷開始となるようですが、Appleが今年のiPadイベントを開催すると予想される時期と重なるため、興味深いニュースです。
さて、統計データ、写真、動画をご覧になったところで、どう思われますか?MicrosoftはSurfaceの売上を伸ばすのに十分な対策を講じたのでしょうか?