Appleは本日、iOS 15.1の最初のベータ版を開発者向けに公開しました。そして、いつものように、Appleはソフトウェアにいくつかの変更と改善を加えています。このモバイルオペレーティングシステムの次期アップデートのプレリリース版には、注目すべき機能が1つ追加されています。それは、COVID-19のワクチン接種カードをデバイスに直接保存できる機能です。
Appleは本日、開発者向けアップデートを公開し、iOS 15.1がヘルスケアアプリへのCOVID-19ワクチン接種状況のアップロードに対応していることをお知らせしました。ヘルスケアアプリにアップロードされた情報は、ワクチン接種カードとしてWalletアプリと共有できます。このカードは、スキャン可能なQRコードを含め、必要に応じて提示できます。
このアップデートは、Apple 側で何らかの変更が行われない限り、Apple が iOS 15.1 をリリースするたびに一般公開されるはずです。
本日の開発者アップデートによると:
iOS 15では、COVID-19のワクチン接種記録や検査結果など、検証可能な健康記録をヘルスケアアプリにダウンロードして保存できます。ヘルスケアアプリの検証可能な健康記録は、SMART Health Cards仕様に基づいています。ユーザーは、ヘルスケアアプリに保存された検証可能な健康記録を、航空会社、イベント会場、対面でのやり取りを促進するその他の事業者など、この情報を要求する承認済みのサードパーティ製アプリと共有できます。また、今後のソフトウェアアップデートでは、検証可能なCOVID-19ワクチン接種記録をワクチン接種カードとしてApple Walletに追加し、企業や施設などに提示することもできるようになります。
SMARTヘルスカードを発行する組織は、まもなく新しいボタンを使用して、ユーザーがヘルスケアアプリにワクチン接種情報を安全にダウンロードして保存し、Walletから簡単に追加して提示できることをお知らせできるようになります。アートワークと使用ガイドラインは近日中に公開予定です。
この機能が一般公開される際には、各州のサポートに依存するため、時間がかかる可能性があります。