サムスンのディスプレイ製造部門は、韓国にフレキシブルOLEDパネル専用の第7世代製造工場を建設する見込みだと、台湾の業界紙DigiTimesがUBI Researchの報道を引用して今朝報じた。サムスンディスプレイは、スマートフォンとタブレット向けのOLEDパネルの90%以上を生産している。同社は、シャープ、LGディスプレイ、ジャパンディスプレイといったライバル企業が2018年と2019年に参入するまで、iPhone 8向けのOLEDパネルを独占的に生産する見込みだ。
サムスンはすでに4G、5.5G、6G OLED工場を稼働させている。
韓国の複合企業であるSamsungは現在、iPhone 8の受注を見据え、TFT液晶ディスプレイ(TFT-LCD)製造工場を6世代フレキシブルOLED工場に転換する計画を進めており、2017年第4四半期にOLEDパネルの量産を開始する予定だ。
ETNewsは先日、AppleとSamsung Displayが、次期iPhone向け折り曲げ可能なOLEDパネルの2年間の供給契約を締結したと報じた。別の報道では、Samsungとその主要韓国サプライヤーがしばらくの間、iPhone 8のサプライチェーンを支配する可能性があると示唆されている。
iPhone 8のレンダリング画像(ベンジャミン・ガスケット撮影)
出典:DigiTimes