今後の tvOS 10.2 ソフトウェア アップデートの最初のベータ版が、Apple Developer Program のメンバーに提供され、適切な構成プロファイルがインストールされた第 4 世代の Apple TV にソフトウェア アップデート メカニズムを通じて展開できるようになりました。開発者専用リリースの tvOS 10.2 ベータ版 (ビルド 14W5222d) には、新機能、バグ修正、およびオペレーティング システムと SDK の改善が含まれています。
tvOS 10.2 beta 1の公式リリースノートによると、UIKitおよびTVMLKitフレームワークを使用するアプリは、高速スクロールのサポートを受けるとのことです。つまり、アプリ内の多くのコンテンツをスクロールする際に、iOSのような高速スクロール機能が利用されるようになり、Siri Remoteをスワイプするほどコンテンツのスクロール速度が速くなります。
ボーナスとして、Siri Remote の右端をスワイプすると、特定のインデックスに移動できます。
tvOS 10.0の最初のソフトウェアアップデートは素晴らしいものでしたが、ユーザーインターフェースのアニメーションでフレーム落ちが発生し、ビジュアル面で非常にがっかりしました。変更履歴にはこの点について何も記載されていないため、tvOS 10.2で改善されるかどうかは分かりませんが、tvOSのアニメーションがよりスムーズになることを期待しています。
tvOS 10.2はAppleのデバイス登録プログラムにも対応しており、企業はAppleから直接購入した場合でも、認定プロバイダから購入した場合でも、企業所有のApple TVデバイスの導入を効率化できます。Appleのモバイルデバイス管理サービスもApple TVに対応するように拡張されました。
最後に、近日リリース予定のソフトウェアアップデートでは、ビデオファイルとストリームのハードウェア支援によるデコードを可能にするVideoToolboxフレームワークのサポートが追加されます。Appleは本日、tvOS 10.2 beta 1に加え、iOS 10.3 beta 1、macOS Sierra 10.12.4 beta 1、Xcode 8.3 beta 1といった開発者向けリリースもリリースしました。
シアターモードを搭載したwatchOS 3.3がまもなくリリースされる予定です。