Night Shift モード、新しい 3D Touch ショートカット、Notes の改善などの主要な機能の他に、iOS 9.3 の最新ベータ版では、iPad Pro が Smart Connector を通じてアクセサリのファームウェアを更新できることが判明しました。
ドイツの開発者 Stefan Wolfrum 氏が指摘し、Cult of Mac の Oliver Haslam 氏が伝えたところによると、Wolfram 氏は、Logitech Connect キーボード ケースを iPad Pro に接続した後、「アクセサリのアップデートが利用可能です」というプロンプトが表示されたそうです。
「どうやら、iOS 9.3 ベータ 2 は Smart Connector キーボードのファームウェアをアップデートできるようです。そして実際に、iPad Pro に接続している Logitech Create キーボードでこれができました!」と Wolfrum 氏は Logitech のサポート フォーラムに書いています。
「『スマートコネクタアクセサリ』を更新しますか?」とシステムのモーダルダイアログに表示された。Wolframには「後で」と「更新」という2つの選択肢が提示された。iOSのソフトウェアアップデートとよく似ている。アクセサリのファームウェアを更新することを選択すると、おなじみの「準備中」というプロンプトが表示される。これもiOSのソフトウェアアップデートに似ている。
アップデート処理中は、進捗状況バーにアップデートの進捗状況が表示されます。処理の完了には1分もかかりませんでしたが、その間アクセサリは使用できませんでした。
Wolfrum によれば、新しいファームウェアは、ロジクールのキーボードケースのいくつかの厄介な問題、つまり不安定な接続、遅延、キーストロークが正しく登録されない問題を解決したとのことです。
これは実は非常に優れた機能ですが、次のような疑問も生じます。iOS はどのようにしてサードパーティ製アクセサリのファームウェア アップデートが利用可能であることを知るのでしょうか?
iOS 9.3 beta 2では、アクセサリファームウェアのアップデートはソフトウェア・アップデート経由で行われると推測しています。AppleはOS X 10.6.5 Snow Leopardアップデートのリリースでも同様の対応を行い、様々な機種のプリンタドライバのアップデートをソフトウェア・アップデート経由で行えるようにしました。
出典:Cult of Mac経由のStefan Wolfrum