サムスン、ブラックベリーを75億ドルで買収提案

ロイター通信は、サムスンが最近ブラックベリーに買収提案を行ったと報じている。事情に詳しい関係者の話として、この韓国の電子機器大手は経営難に陥っている携帯電話メーカーのブラックベリーに、最大75億ドルの買収提案を提示したと報じている。

この取引については、両社の幹部が先週会合を開き、取引の可能性について話し合ったこと以外、ほとんど何も分かっていない。両社はアドバイザーと連携して作業を進めており、サムスンは特にブラックベリーの特許に興味を持っていると報じられている。

サムスンが提示した買収価格は、当初1株あたり13.35ドルから15.49ドルで、ブラックベリーの現在の株価を38%から60%上回る水準だった。言うまでもなく、この報道を受けて、このカナダ企業の株価は29%急騰し、12.56ドル（2013年6月以来の高値）に達した。

BlackBerryは、元々はResearch In Motionという社名で、1984年に双方向ページング技術に特化して設立されました。その後、トップスマートフォンメーカーから倒産寸前まで転落し、現在も継続中の再建努力も、まだ大きな成果を上げていません。

更新：  BlackBerryは報道を否定する声明を発表しました。

出典：ロイター