ドイツの開発者 Algoriddim は、App Store で入手可能な djay Pro AI iPad アプリのアップデートにより、新たなジェスチャー コントロール機能を導入し、エア DJ を実現しています。
デバイスの前面カメラ、機械学習、iOS 14の新しいコンピュータービジョンソフトウェアフレームワーク、そしてA14 Bionicチップの強力なパワーを活用することで、iPadアプリをジェスチャーベースで完全にコントロールできるようになりました。これにより、Appleタブレットで初めてハンズフリーで音楽をミックスしたり操作したりできるようになります。
iPad の A14 Bionic チップのパワーを活用して、手のジェスチャーが 3 次元空間でインテリジェントに検出され、最大限の精度と瞬時の反応時間で、高度な DJ パフォーマンステクニックにリアルタイムでマッピングされます。
DJ Ravine によるこのパフォーマンス ビデオを見て、その概要を確認してください。
つまり、手のジェスチャーのみを使用して、djay Pro AI でスクラッチしたり、ビートと同期したループを作成したり、トラックにフィルターやエフェクトを適用したりできるようになりました。たとえば、拍手のジェスチャーを呼び出すことで、1 つの曲から次の曲への自動トランジションをトリガーできます。
Algoriddim によれば、これは「DJ がミックスを編成し、ライブ パフォーマンスにアプローチし、モバイル アプリとやり取りする方法に根本的な変化をもたらし、ライブ DJ セットに新たな視覚的側面をもたらす」とのことです。
この機能は、iPad 上の djay Pro AI の既存ユーザーには無料アップデートとして提供されます。
このアップデートでは、MIDI コントロールの強化、Dropbox や Google Drive にあるユーザーの音楽ファイルへのシームレスなアクセス、仮想ターンテーブルと一緒にビジュアライザーを表示する機能、ライブ写真、TIDAL からストリーミングされたミュージック ビデオ、またはデバイスのカメラ ロールにあるお気に入りのビデオから選択する機能など、その他の改善点や内部の調整も行われています。
iPhone、iPad、Mac向けのdjay Pro AIをApp Storeから無料でダウンロードできます。Neural Mix、ジェスチャーコントロール、豊富なサウンド、ループ、ビジュアルライブラリなどの高度な機能を利用するには、月額7ドル/7ユーロ/7ポンドでアプリをサブスクリプションできます(フルサブスクリプションの無料トライアルはデバイスを問わずご利用いただけます)。
詳細については、algoriddim.com/gesturecontrol をご覧ください。