IDCの調査会社が月曜日に発表したデータによると、タブレット端末の販売台数は第2四半期に減速し、9.7%減の4,510万台となった。タブレット端末への関心はAppleのiPadの発売とともに増減するため、第2四半期の販売減速はAppleが新型iPadを投入しなかったことが原因とみられる。
AppleとSamsung（9月4日に次世代Noteファブレットを発表予定）のタブレット市場競争において、iPadは依然としてタブレット売上トップを維持している。しかし、IDCが月曜日に発表したように、iPadの出荷台数は1,460万台と、2013年第1四半期の1,950万台から14.1%減少した。第2位のSamsungもタブレット出荷台数が810万台と、前四半期の860万台から減少した。ただし、韓国のSamsungはタブレット出荷台数が前年同期比277%増を記録した。
「新しいiPadの発売は常にタブレット分野に対する消費者の関心を高め、伝統的にそれはAppleとその競合他社の双方に有利に働いてきた」とIDCのタブレット調査ディレクター、トム・マイネリ氏は語った。
タブレットメーカー全体の減速は第3四半期まで続くと予想され、その後、第4四半期にはApple、Amazonなどがタブレットを投入する。これらの製品は市場の「目覚ましい成長を牽引する」はずだとマイネリ氏は予測している。
Appleは新型iPadの発売を第2四半期から第4四半期に移行することで、極めて重要なホリデーショッピング期間中の競争で有利な立場に立つことになる。
タブレットOS市場においては、AndroidとiOSがそれぞれ1位と2位を維持している。GoogleのモバイルOSは、第2四半期のタブレットOS市場シェアが62.6%となり、2012年同期の38%から増加した。一方、Appleのシェアは32.5%で、前年同期の60.3%から減少したと、調査会社は述べている。
AndroidはWindows 8をはるかに上回る成功を収めていますが、Microsoftも目覚ましい成長を遂げています。Windows OSは前年比527%増の180万台という驚異的な成長を遂げ、出荷台数は前年の30万台から増加しました。
不運なBlackBerry OSはかろうじて生き延びており、年間成長率は32%以上落ち込んだ。カナダのBlackBerryは第2四半期にBlackBerry OSを10万本出荷したが、これは2012年の同時期の20万本から減少している。
