人気の Photoshop 代替品である iPhone および iPad 用の Pixelmator が今朝 App Store でアップデートされ、iPad での iOS 11 のドラッグ アンド ドロップ機能のサポートと、Apple の新しい HEIF ファイル形式で保存された画像の開き方が追加されました。
ドラッグ&ドロップのサポートにより、Safariや写真アプリなどのアプリから画像をドラッグ&ドロップして、開いているPixelmatorプロジェクトに貼り付けられるようになりました。また、Pixelmatorで作成した作品をメール、メッセージ、Pages、Keynoteなどのアプリにドラッグ&ドロップすることも可能です。
写真アプリからPixelmatorにHEIF画像をドラッグすることもできますが、インポート前にメディアが自動的にJPG画像に変換されます。ファイルアプリからPixelmatorに.HEICファイル(HEIFエンコード画像)をドラッグすることはできません。
トランスコードせずに Pixelmator で HEIF 画像を開くには、それらを iCloud 上の Pixelmator のフォルダにコピーし、アプリのインターフェースを使用して直接インポートします。
Pixelmator はまだ、新しい HEIF 形式での画像の保存やエクスポートをサポートしていません。
HEIF 画像は、JPG と同じ品質で半分のスペースしか占有しません。
チュートリアル: iOS 11でHEIF/H.265とJPG/H.264のメディア形式を選択する方法
iOS 版 Pixelmator 2.4 の変更点の一覧は次のとおりです。
- iOS 版 Pixelmator は iOS 11 と完全に互換性を持つようになりました。
- ドラッグ アンド ドロップのサポートにより、Pixelmator for iPad と他のアプリ間で画像やグラフィックをこれまで以上に簡単に移動できます。
- HEIF 画像のインポートをサポートします。
- 選択を開始した後にズームインすると Pixelmator が予期せず終了する問題を修正しました。
- レイヤーを追加または削除すると、コンポジションが消えることがある問題を修正しました。
- 色と書式のポップオーバー内の特定のボタンがタッチに反応しないことがある問題を修正しました。
- 画像を閉じてすぐに再度開いた後に Pixelmator が応答しなくなることがある問題を修正しました。
Pixelmator の iOS アップデートは、先週の Pixelmator for Mac のリフレッシュに続くもので、写真アプリとの統合と macOS High Sierra との完全な互換性に加えて、HEIF 画像を開くためのサポートも獲得しました。
iPhone および iPad 用の Pixlemator は、App Store で 4.99 ドルで販売されています。