Microsoftが、絶大な人気を誇るデスクトップオペレーティングシステムWindowsの次期メジャーアップデートを公式に発表してから、まだそれほど時間が経っていません。Windows 11では、多くの大きな変更点、UIの大幅な改良など、多くの新機能が盛り込まれています。さらに、macOSへの対応も準備中です。
しかし、もちろんMicrosoftからは無理です。それは厄介です。(とはいえ、Microsoft、かなり大胆な行動ですね!)いいえ、Appleのコンピューター上でMicrosoftの競合デスクトップOSをサポートする計画は、全く別の会社によって進められています。本日 iMoreが最初に報じたように、Parallelsのチームは、将来的にWindows 11をmacOSに移植するべく既に全力で取り組んでいることを確認しました。
これは、macOS搭載マシンで既にWindows 10を使用しているものの、将来的にはMicrosoftの新バージョンを入手したいと考えている人にとっては朗報です。しかし残念ながら、 ParallelsがWindows 10のサポートをいつ開始するかは正確には不明です。
ちなみに、Windows 11 は、サポートされている PC 向けには、今年後半まではリリースされません。
この件について、Parallel 社のエンジニアリングおよびサポート担当 SVP である Nick Dobrovolsky 氏は次のように述べています。
Windows 11 はつい最近発表されたばかりなので、Parallels エンジニアリング チームは、将来の Parallels Desktop アップデートで完全な互換性を実現するために、新しい OS で導入された変更点の調査を開始するために、公式の Windows 11 Insider Preview ビルドを待っています。
しかし、明るい兆しもあります。現在、Parallels バージョン 16 では、この互換性ソフトウェアは macOS Big Sur(現在の macOS バージョン)向けに開発されています。しかし、macOS Monterey も開発中で、リリースは今秋を予定しています。Parallels のチームは、macOS Monterey で Windows 11 のサポートを開発しており、リリース直後から両方のバージョンに対応できるようになります。つまり、Mac 上の Parallels で Windows 11 を使いたい場合、Apple のデスクトップ OS の以前のバージョンに縛られることなく、快適に使えるようになるということです。
Mac で Windows 11 を使用することを楽しみにしていらっしゃいますか?