5月に、Rovioはクラウドベースのサービス「アカウント」の提供を開始しました。このサービスにより、ユーザーはゲームの進行状況を複数のデバイス間で保存できます。そして本日、このフィンランドのゲームメーカーは、このサービスが世界中のすべてのiOSおよびAndroidユーザーに利用可能になったことを発表しました。
これまで同様、アカウントは現在『クルードさんちのあたらしい冒険』とオリジナル版『アングリーバード』のゲーマーのみが利用可能ですが、近日中に他のアングリーバードシリーズやアングリーバード以外のタイトルにも拡大する予定だと発表されています。詳細は後ほどお知らせします。
Rovioのブログより:
「私たちは過去数か月にわたって Rovio アカウントを段階的に展開し、フィードバックに耳を傾け、すべてのファンにシームレスな同期エクスペリエンスを提供してきました。
本日、Rovio アカウントが iOS および Android デバイスで世界中でご利用いただけるようになったことをお知らせいたします。
皆さんはデバイス間で進行状況を同期する方法を待ち望んでいたと私たちは 認識しており、今では素晴らしいソリューションが実現できたと実感しています。」
Angry BirdsやRovioの他のタイトルをたまにプレイするだけのプレイヤーでも、アカウント登録は簡単です。アカウント登録をすれば、ゲームの進行状況を保存し、複数のデバイスで同じレベルからプレイできるようになります。もうレベルを何度もプレイする必要はありません。
5月にお知らせした通り、ユーザーはデバイス上のゲームの進行状況をRovioアカウントのゲームの進行状況と統合できるようになりました。デバイスに初めてログインすると、デバイス上のスコア、星、フェザーをアカウントに追加できるようになります。
Rovioが新しいクラウドベースの同期サービスでどのような成果を上げるのか、興味深いところです。The Next Webが指摘しているように、このサービスは、同社の他のゲーム(絶大な人気を誇るAngry Birdsシリーズほどの成功を収めていない)をマーケティングするためのチャネルとして機能する可能性があります。
アカウントに登録したい場合は、オリジナルの Angry Birds または The Croods ゲーム内で登録できます。