現在 iOS 11 を使用していて、脱獄できずにいる場合は、可能性を有利にするためにできるだけ早く iOS 11.3.1 をインストールすることを検討してください。
Electra の公式 Web サイトが最近更新され、Electra 脱獄ツールがまもなく iOS 11.3.1 をサポートする予定であるという脚注が追加されました。
iOS 11.3.1への今後のサポートは、セキュリティ研究者のイアン・ビア氏が発見した、新たに発表されたtfp0エクスプロイトによって実現されます。ビア氏の名前を聞いたことがある方は、きっとピンとくるでしょう。というのも、彼はiOS 11.0~11.1.2のジェイルブレイクを可能にしたtfp0エクスプロイトを開発した人物だからです。
Appleは先週iOS 11.4をリリースしたばかりなので、クパティーノを拠点とするこのテクノロジー大手がiOS 11.3.1の署名を停止するのもそう遠くないでしょう。とはいえ、脱獄するつもりがあるなら、Appleが署名を停止する前にiOS 11.3.1のインストールを検討した方が良いでしょう。
Electraなどを使用してiOS 11.0~11.1.2でジェイルブレイクした方は、将来的にfuturerestoreを使ってiOS 11.3.1にアップグレードできるように、SHSH blobを保存しておくことをお勧めします。futurerestoreの使い方に関するチュートリアルが多数用意されており、まだ試していない方に役立つかもしれません。
Appleは本稿執筆時点でもiOS 11.3.1への署名を継続しているため、iOS 11.4からiOS 11.3.1へのダウングレードが可能です。また、以前のバージョンのiOSをお使いの場合は、iOS 11.3.1へのアップグレードも可能です。便利なオンラインユーティリティIPSW.meを使えば、iOS 11.3.1が署名中かどうかいつでも確認できます。
iOS 11.3.1をインストールするには、ダウンロードページからお使いのデバイス用のファームウェアファイルをダウンロードし、iTunesでインストールしてください。復元/アップデートボタンをクリックする際は、macOSの場合はOptionキーを押しながらクリック、Windowsの場合はShiftキーを押しながらクリックしてください。ダウンロードしたファームウェアファイルを選択できるようになります。
Appleの最新ファームウェアバージョンがさらに多く脱獄ツールでサポートされるようになると嬉しいですか?ぜひ下のコメント欄でシェアしてください。