開発者は、顧客維持のためにサブスクリプションオファーコードを利用できるようになります。

サブスクリプションは流行ではなく、多くのサービスが以前からこの決済オプションを活用しています。顧客にとっては支払いを分割できる優れた方法であり、企業にとっては顧客維持に効果的です。

Appleは今回、開発者に対し、後者を支援するための新たなツールを提供することを改めて呼びかけています。顧客維持は容易ではありませんが、無料または割引価格での提供は確かに効果的です。そこで登場するのが、新しい「サブスクリプションオファーコード」です。これは、自動更新サブスクリプションを無料または割引価格で提供する、固有の英数字コードです。このコードを使えば、デジタルだけでなく、イベントなどでもアプリを簡単にプロモーションできます。

今年後半には、サブスクリプションオファーコードを使って、登録者の獲得、維持、そして再登録が可能になります。サブスクリプションオファーコードは、自動更新サブスクリプションを無料または割引価格で提供する、固有の英数字コードです。この1回限りのコードは、デジタルまたはオフラインのイベント、商品と一緒に提供してください。iOS 14およびiPadOS 14以降をご利用のお客様は、App Store、1回限りのコード引き換えURL、またはpresentCodeRedemptionSheet APIを実装している場合はApp内でオファーコードを利用できます。

これらのコードにより、開発者は一定期間、顧客が追加料金なしでサービスを利用できるようにすることが容易になります。そのため、企業が1週間のアクセス期間延長を促すことで潜在顧客の関心を惹きつけることができると判断した場合、このプロセスを利用することで、その実現がはるかに容易になります。

開発者は新しい割引コードも利用できます。この割引コードは、前払いの 1 回の支払いでサブスクリプションを購入することを促進するのに役立ちます。