SHSH ダンプ ツールである iFaith が更新され、一般からダウンロードできるようになりました。
iFaith が登場するまでは、デバイスを以前の iOS ファームウェアに復元したい場合、@notcom の TinyUmbrella や、SHSH BLOB を Cydia のサーバーに自動的に保存する Cydia の「Make my life easier」機能などのツールを使用して、現在のファームウェアの SHSH BLOB を保存するしか方法がありませんでした。
SHSH BLOB を保存しておらず、Apple がその iOS への署名を停止した場合、iTunes は復元の「ファームウェアの検証」フェーズ中にプロセスの完了を停止するため、ダウングレードできなくなります。
iFaithのユニークな点は、デバイスのファームウェアが何であっても、iFaithがデバイスから直接SHSH BLOBを抽出できることです。そのため、たとえAppleがそのファームウェアに署名していなくても、将来同じファームウェアに復元できるようになります。
では、最新のアップデートでは何が新しくなったのでしょうか?
デバイスとiOSの検出に関する全般的なコード改善とバグ修正を行いました。バージョン1.1では、iFaithがSHSH blobをSHA1に変換するようになりました。iTunesに接続できなかった場合、クラッシュするのではなく、ユーザーに警告を表示するようになりました。
iFaith の作成者である iH8sn0w 氏も、変更ログの中で、Mac 互換性の開発がまもなく開始されることを確認しています。
Blob モンスターが iOS 5 以降の復元方法を変える予定であるため、iOS 5 以降にアップグレードする予定の人にとって、BLOB を保存することの重要性は過去のものになるかもしれません。ただし、デバイスの以前のファームウェア リリースを使い続ける予定の人にとって、iFaith のサポートが更新および改訂されるのは、やはり素晴らしいことです。
iFaithの最新バージョンは、ダウンロードセクションからダウンロードできます。前述の通り、iFaithはWindowsのみに対応しています。
iFaithの最新バージョンについて、どう思われますか? 初めて導入されてから、便利だと感じましたか? 今後のリリースで期待することはありますか? ご意見をお聞かせください。