Recodeによると、AppleはまもなくFitbitデバイスの直営店での販売を停止する可能性があるという。情報筋は販売停止の理由について明確な説明をしていないものの、近日発売予定のApple Watchと何らかの関連がある可能性があると報じている。
先月のメディアイベントで発表されたApple Watchは、スマートフォンの様々なタスクをこなせるだけでなく、様々な健康・フィットネスデータの追跡・分析も可能なデバイスとして宣伝されており、Fitbitと直接競合することになるだろう。
このニュースは2つの理由で興味深い。1つは、Fitbitが自社デバイスをHealthKitと統合する予定はないと発表してからわずか1週間後のことだ。もう1つは、Appleが競合製品を店頭から撤去したという報道が2件目だということ。
Fitbitは現在、フィットネストラッキングデバイス市場の約70%のシェアを誇っていますが、Apple Storeから撤退すれば痛手となるでしょう。Appleは16カ国に400以上の直営店を展開しており、各店舗の平均来店客数と売上高は他の店舗よりもはるかに高いです。
フィットビットの創業者兼CEO、ジェームズ・パーク氏はRecodeへの声明の中で、「コネクテッドヘルス＆フィットネス分野が急速な成長を続けているため、同社は依然として好調なホリデーシーズンを期待している」と述べた。同社はまた、新デバイスの発売も準備を進めている。
Apple Watchは2015年初頭に発売される予定で、価格は349ドルからとなっている。
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