Appleは、顧客のための小売体験の充実に努めています。CNETは本日、一部のApple StoreがiPhoneの展示モデルからセキュリティテザーの撤去を開始、あるいは既に撤去したと報じました。昨年、AppleはiPodを棚脇に置き、iPadのスマートサイネージを撤去しました。
CNET によると、今週土曜日に再オープンする Apple のロンドン リージェント ストリートの旗艦店は、Apple の次世代店舗デザインを採用し、iPhone のセキュリティ テザーは廃止される予定です。
AppleはCNETに対し、顧客にディスプレイ付きiPhoneをきちんと手に持ってもらい、ケースを試着させ、さらにはポケットに入れたときの感触まで確かめてもらいたいと語った。
では、セキュリティはどうなのでしょうか?この緩いセキュリティ対策は、展示中のiPhoneを盗む泥棒を助長するのではないでしょうか?CNETによると、店内にCCTVカメラは1台も設置されていなかったとのこと(肉眼ではすぐには見えないのかもしれません)。しかし、店舗からiPhoneが持ち出された場合は警報が鳴るとのこと。
そしてもちろん、返却されない場合は、Apple のアクティベーション ロックと iPhone を探す機能により、盗まれた携帯電話は使用できなくなります。
Apple Regent Street店は、1年以上の改装工事を経て、今週土曜日に再オープンします。クパティーノに本社を置くAppleは昨日、報道関係者向けに店舗の内覧会を開催しました。Apple Newsroomでは、その様子を写真でご覧いただけます。
Apple が他の Apple Store でも iPhone のセキュリティ テザーを撤去するかどうかは不明ですが、この変更は最終的に世界中の同社が運営する小売店すべてに展開されると考えるのが妥当でしょう。
参考までに、MacRumors は、同社が過去数か月間にトロントのヨークデール店とカナダの他の店舗の iPhone 展示モデルからセキュリティ テザーを取り外したと報じています。
上の画像からもわかるように、トロントのアップルストアにある iPhone の展示モデルは、テーブルに固定されるのではなく、Lightning 充電ケーブルのみでドッキングされるようになりました。
「MacRumorsは、取り外すと警報音が鳴るセキュリティテザーが撤去された英国内の少なくとも2店舗について把握しており、この変更は他の店舗でも段階的に導入される可能性が高い」と同誌は伝えている。
出典:CNET