Facebookはカスタマーサービス向けチャットボットとライブチャットAPIの追加を近日中に発表する予定でしたが、最新のアプリアップデートにはチャットボットのサポートに必要な基盤が既に含まれていたようです。Engadgetが最初に報じたように、アプリには現在「ボットとビジネス」セクションがあり、サードパーティ製のチャットボットが検索結果に表示されるようになっています。
FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏は、Facebook開発者向けの年次カンファレンス「F8」でこの新機能を披露しました。ステージ上で行われたデモンストレーションでは、ザッカーバーグ氏が同社のチャットボットに数通のメッセージを送るだけで、1-800-Flowersに花を注文する様子が披露されました。
「1-800-Flowers で注文する場合、二度と 1-800-Flowers に電話する必要はありません」とザッカーバーグ氏は述べた。「アプリをインストールしたり、クレジットカード情報を入力したりする必要もありません。」
チャットボットプロバイダーは、企業が潜在顧客からのメッセージを処理するための自動応答システムを構築するのを支援します。
先週、選ばれたメッセンジャーチャットボット開発者に行われたプレゼンテーションで、Facebook の代表者は、タイトル、画像、説明、URL、および Web サイトへのアクセス、電子商取引の注文の表示、レストランの予約などの行動喚起を含む自動応答を備えたチャットボットの構造化メッセージを実演しました。
このソーシャル ネットワークはライブ ビデオ ブロードキャスト機能を積極的に推進しており、あらゆるデバイスからライブ ストリーミングする機能を追加したい開発者向けにライブ API が利用可能になったことを発表しました (ドローン製造会社の DJI も開始パートナーの 1 つです)。
カンファレンスで、ザッカーバーグ氏はライブビデオ機能を搭載したドローンのデモを行いました。このドローンは、今後2日間にわたりカンファレンスのライブビデオを配信する予定です。本日発表されたその他の機能としては、ウェブサイト上の記事をFacebookアカウントに保存できる「保存」ボタンや、電話番号とユーザーに送信されるワンタイムサインインコードだけでアプリやサービスにサインインできる機能などがあります。
Facebook の開発者会議の基調講演はここで視聴できます。
出典:Engadget