ブルームバーグは、Appleが日本の家電メーカーであるシャープと、将来のiPhoneに有機ELディスプレイ(OLED)を供給するための交渉を行っていると報じています。合意に至るかどうかは、シャープの生産能力次第です。噂されているこの交渉は、Appleが有機LEDディスプレイのサプライヤーを複数確保し、単一サプライヤーへの依存を最小限に抑えたいと考えていることが背景にあると報じられています。
「アップルは非公式に、あるいは黙認としてシャープにこの事業に参入するよう促した」とシンガポールに拠点を置くBGCパートナーズの日本株販売責任者、アミール・アンバルザデ氏は語った。
「アップルの一般的な戦略は、供給側での競争を高め、1社へのリスクエクスポージャーを希釈することです。」
シャープはまた、スマートフォン用ディスプレイを製造するため、三重県と大阪県にOLED生産設備を開発するため574億円(約5億6600万ドル)を投資し、2018年6月までに生産を開始することを発表した。
出典:ブルームバーグ