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サムスン、アップル向けスクリーンを専門に製造する200人のチームを結成

サムスン、アップル向けスクリーンを専門に製造する200人のチームを結成

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サムスンは、200人の熟練エンジニアからなるチームをApple専用モバイルディスプレイの開発に特化させた。この動きは、特許紛争にもかかわらず、両社のテクノロジー大手がビジネス上の連携を強化していることを示唆していると、ブルームバーグは水曜日に報じた。

事情に詳しい関係者によると、このチームは4月1日に結成され、販売も手伝っているという。ビジネス関係の改善に加え、アナリストらは、この独占的な事業契約は、サムスンディスプレイが近い将来、アップルからより多くのスクリーン注文を獲得する可能性を示唆していると見ている。

記事はさらに、サムスンがApple Watch用のスクリーンを受注する可能性もあると推測している。Appleのウェアラブルデバイス向けOLEDパネルは現在、ライバルのLG Displayから供給されているが、LG Displayも米国最大の顧客との取引に特化した別部門を持っている。

韓国の巨大企業のスクリーン製造部門であるサムスンディスプレイは、4月1日付けで液晶ディスプレイ(LCD)部門と有機発光ダイオード(OLED)部門を分割したと、同社広報担当のキム・ホジョン氏が明らかにした。

「iPadやMacBookの画面を提供するサムスンディスプレイ社のチームは製品開発に協力しており、グループ内ではアップルの事業に関する情報の共有のみが許可されている」と関係者はブルームバーグに語った。

情報筋によると、アップルは再びサムスン部品の最大の外部顧客となっている。かつては、カリフォルニア州に拠点を置くアップルはサムスンの部品製造部門の売上高の約8%を占めていた。

さらに記事は、ギャラクシーメーカーである同社は、ライバルである台湾積体電路製造(TSMC)にiPhoneとiPadのチップ注文を失った後、韓国の器興工場でAppleの次世代モバイルプロセッサ「A9」も製造する予定であると主張している。

出典:ブルームバーグ・ビジネスウィーク

Milawo
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