先週末、Chronic Dev Teamの最新ソフトウェアリリース「Chronic-Dev Crash Reporter」についてお知らせしました。このアプリは、iOSデバイスがクラッシュレポートをAppleに自動送信するのを阻止し、カスタムサーバーにリダイレクトするように設計されています。
このリリースは、Appleが最近、既知の脆弱性に対するパッチをリリースしたことを受けてのものです。Chronic Dev Teamは、これらの脆弱性をiOS 5のアンテザード脱獄に利用しようとしていました。ハッカーたちは、火に火で対抗することを決意しました。皆さんも協力できる方法をご紹介します。
このアプリは、iOSデバイスがAppleにクラッシュレポートを送信するのを防ぐだけでなく、それらのクラッシュレポートをChronic開発チームがホストする特別なサーバーに送信します。ソフトウェアをダウンロードしてクラッシュレポートを送信する人が増えれば増えるほど、ハッカーはより早く有効なエクスプロイトを見つけられるようになります。
このアプリは非常に使いやすく、脱獄コミュニティに大いに貢献してくれるでしょう。協力するには、以下の3つの簡単な手順に従ってください。
ステップ1： ダウンロードページからChronic-Dev Crash Reporterアプリをダウンロードします。Windows版とMac版の両方のリンクがあります。
ステップ2： ソフトウェアを起動し、iDeviceをコンピュータに接続します。ソフトウェアがiDeviceを検出するまで、「実行！」ボタンはグレーのままです。
ステップ3： 「実行！」ボタンがアクティブになったらクリックします。これで完了です。
DFUモードも、複雑な設定も不要。ボタンをワンクリックするだけです。安全上の懸念やその他の理由で脱獄しない理由はありませんが、もちろん、それはあなた次第です。ただ、私たちは4年近くも無料の脱獄ソフトウェアを入手してきたことを覚えておいてください。
今こそ私たちが恩返しを始めるべき時なのかもしれません。
