消費者はAppleが個人情報を秘密にしてくれるという信頼を失いつつあるのだろうか? iPhoneメーカーであるAppleが2012年に最も信頼されている企業トップ20から漏れたことを示す新たなランキングがそれを示唆している。
同社は顧客データ保護において上位20社にランクインしていたが、21位に転落した。プライバシー監視団体Ponemon Instituteによると、オープンソースのウェブブラウザFirefoxを開発するMozillaが20位にランクインした。
消費者金融会社アメリカン・エキスプレスは、2012年のプライバシーランキングで再び1位を獲得しました。コンピューターメーカーのヒューレット・パッカードと、Kindleの開発元であるアマゾンは、それぞれ2位と3位にランクインしました。アマゾンは2011年の5位から2012年には3位へと順位を上げました。アップルは2009年には8位までランクインしていましたが、この1年で同社のプライバシー保護に対する姿勢に対する信頼は揺らいでいます…
しかし、Appleには良い仲間がいる。ソーシャルネットワーキング企業のFacebookも、Androidの開発元であるGoogleも、米国で最も信頼されている企業トップ10には入っていない。
2011年に、Path アプリがユーザーのアドレス帳を取得し、そのデータをアップロードしているという噂が広まった。
月曜日、カナダとオランダの当局がWhatsApp Messengerのアドレス帳無断使用を捜査しているとの報道がありました。プライバシー侵害の懸念が最初に浮上した直後、AppleはiOS 6のユーザーに対し、個々のアプリに連絡先情報へのアクセスを許可するよう求める機能を追加しました。
議会と連邦政府はプライバシー問題に注目し、下院議員の中には、広告主がアプリユーザーから取得できるデータについてより厳しい規制を提案する者もいました。FTC(連邦取引委員会)も、アプリ時代における消費者プライバシーに関する調査を開始しました。
このような背景から、Apple のセキュリティ ポリシーが疑問視されたのも不思議ではありません。
実際、Ponemonが実施したプライバシー信頼度調査では、データセキュリティの欠如が頻繁に挙げられています。個人情報の盗難が最大のセキュリティ脅威とみなされているだけでなく、同意のないデータ共有の防止は2番目に重要なプライバシー機能とみなされています。
この調査には10万人の成人が参加し、25の業界をカバーした。