ティム・クックCEOは巨額の報酬を受け取ることになりそうだ。8月24日（金）、クックCEOは約1億2000万ドル相当のApple株を追加で受け取る。ブルームバーグによると、この報酬は、世界最大の上場企業であるAppleにおけるクックCEOの継続的な貢献と、CEO在任期間中のAppleの株式市場における相対的なパフォーマンスに連動しているという。
このパッケージの一環として、クック氏は在任期間の功績として自動的に28万株を受け取る。さらに、過去3年間のアップルの株式市場リターンがS&P500構成企業の少なくとも3分の2を上回ったと判断された場合、さらに28万株が付与される。
ブルームバーグは次のように説明する。
アップルは2015年8月25日から火曜日の終値まで、再投資配当を含めて119%のリターンを上げ、指数構成銘柄の80%以上をアウトパフォームしました。今週、株価が大暴落しない限り、クックCEOは配当レンジの上限で5回連続の配当金支払いで最大株数を受け取ることがほぼ確実です。
クック氏は1998年にアップルに入社し、ワールドワイドオペレーション担当の上級副社長、その後最高執行責任者（COO）に就任しました。2011年にはスティーブ・ジョブズ氏に代わってCEOに就任しました。クック氏の在任期間中、アップルは今月初め、時価総額1兆ドルを超える初の上場企業となりました。
今週初め、アップルの規制当局への提出書類によると、クック氏は保有するアップル株23,215株を慈善団体に寄付したという。
