iPhoneで動画を撮影する際にいつも使っている機能が、静止画キャプチャボタンです。このボタンを使うと、動画の撮影を続けながら静止画を写真ファイルとして保存することができ、動画の撮影プロセスを一切中断しません。
残念ながら、この機能は主にiPhone向けであり、多くのiPadユーザーは取り残されています。ほとんどのiPadユーザーはタブレットで動画を録画したり写真を撮ったりするわけではありませんが、そうするユーザーにとっては、この機能が全くないよりはむしろ選択肢があった方がありがたいでしょう。そこで、iOS開発者PoomSmartが開発した「Still Capture Enabler (iPadOS 15+)」という無料の脱獄ツールが興味深いかもしれません。
iPadOS 15以降でStill Capture Enablerをインストールすると、iPadのカメラアプリで動画撮影中に静止画撮影ボタンが有効になり、iPhoneユーザーが長年楽しんできたのと同じ機能がiPadでも利用できるようになります。動画撮影中は、上記のiPhoneのスクリーンショット例のように、通常の録画ボタンの上に静止画撮影ボタンが表示されます。
静止画撮影ボタンは、何かが一瞬動画フレーム内に飛び込んできた時などに特に便利です。その瞬間を写真に収めるためにカメラを用意しておけばよかったと思うような場面です。このボタンがあれば、まさに一石二鳥です。動画の録画は通常通り続行されますが、選択した瞬間は個別の画像ファイルとしてフォトライブラリに保存されます。
これは、カメラ アプリの写真機能を使用するのではなく、コンピューターでビデオを開いて、そのビデオ内の特定のフレームのスクリーンショットをキャプチャするのと同じ効果が得られますが、それでも何もしないよりははるかに優れています。
iPadOS 15以降を搭載したジェイルブレイク済みのiPadでこの機能を有効にしたい場合は、お気に入りのパッケージマネージャーアプリを使って、PoomSmartの個人リポジトリからStill Capture Enabler (iPadOS 15+)をダウンロードしてください。この調整機能は、Dopamineやpalera1nなどのルートレスジェイルブレイクでも動作します。
PoomSmart の個人リポジトリをまだ使用していない場合は、以下の URL を使用してパッケージ マネージャー アプリに追加できます。
https://poomsmart.github.io/
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